インデックス投資は「ほったらかしで資産形成ができる」として人気ですが、最初は聞き慣れない用語に戸惑う人も多いものです。
今回は、これだけは覚えておきたいインデックス投資の基礎用語を10個厳選し、初心者でもわかりやすく解説します。
① インデックス(指数)
インデックスとは「市場全体の動きを示す数値」のことです。
代表的なものに、以下があります。
- 日経平均株価:日本の代表企業225社の平均
- S&P500:アメリカの代表的な上場企業500社
インデックス投資では、これらの指数に連動するファンドに投資します。
② インデックスファンド
インデックスに連動するように運用される投資信託のこと。
「市場全体に丸ごと投資」できるため、分散投資が簡単にできます。
③ 投資信託(ファンド)
複数の投資家から集めたお金を、運用会社が株や債券などに分散して投資する仕組み。
少額からでも投資できるのが魅力です。
④ 積立投資
毎月決まった金額を投資していくスタイル。
時間を分散することで、価格変動のリスクを抑える効果があります。
⑤ ドルコスト平均法
一定額を定期的に投資することで、購入単価を平準化する手法。
相場の上下に一喜一憂せずに済みます。
⑥ 信託報酬(手数料)
投資信託の維持費のようなもの。
インデックスファンドは信託報酬が低く、年0.1%前後の商品も多いです。
例: eMAXIS Slim S&P500:0.09372%(2025年6月時点)
⑦ NISA(ニーサ)
投資で得た利益に税金がかからない「非課税制度」。
新NISAでは積立枠120万円と成長投資枠240万円で年間最大360万円の投資が可能です。(上限1800万円)
⑧ 資産配分(アセットアロケーション)
株・債券・現金など、資産をどう振り分けるかの考え方。
長期運用では、自分に合った配分を決めて運用するのが基本です。
⑨ 全世界株式・米国株式
インデックス投資で人気の投資対象。
- 全世界株式(オルカン)→ 世界中に分散
- 米国株式(S&P500)→ 米国に集中投資
どちらも長期運用に適しており、初心者にも人気です。
⑩ リバランス
資産配分が崩れたときに、もとのバランスに戻す作業のこと。
たとえば年齢が上がってきてリスクをとれなくなってきた時など、売却して債券などに回します。
まとめ:用語を理解すればインデックス投資はもっと身近に
今回紹介した10個の用語を押さえるだけで、インデックス投資の仕組みがぐっと理解しやすくなります。
これから始めたい方も、すでに始めている方も、基本に立ち返ることでより安心して投資を続けられるはずです。
ひとこと
やってりゃ覚えるので続けるのが良いと思います
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